埼玉県越谷市の人口をご存知ですか?

こんにちは。代表の茂呂です。

突然なのですが、表題の通り、埼玉県越谷市の人口をご存知ですか?
実は沖縄県那覇市とほぼ同じ数なんですね。
ほかに近いところで言うと東京都新宿区。

おおよそ30万人です。
すこし超えるくらい。

でね、その人口がなんだって話なんですが、10年後に不足すると言われている介護の担い手です。

超高齢化社会の日本ですが、団塊の世代が後期高齢者になる10年後に不足すると言われている介護職の数です。

30万人不足すると言われています。

これは、一大事とさすがに国も考えているみたいですが、それはそれは一大事ですよね。

だって、新宿区の人口全員が介護職にならないと日本の介護を支えられないというデータですから、なかなか一大事ですよね。

で、国の対策っていうのが外国人の受け入れでしたね。
たしかに、良いと思います。フィリピンからの受け入れが積極的だったと思います。
2008年頃から受け入れが始まって、数年以内に介護福祉士を取得できれば日本に残れるとかそういったものだったと思います。
2008年当時を思い返すと、よく外国人受け入れの営業の電話がかかってきていたと記憶しています。
介護福祉士を取得したフィリピンの方の就職を斡旋している会社からでした。

でも、この目論見は失敗に終わりましたね。
そもそも介護福祉士を取得することがハードルが高かった。
漢字が難しいので、問題をひらがなにするなどの配慮をしていたかと思いますが、日本人ですら合格が過半数いかないのに、やはり、言語の違う国の人が合格するというのは、言葉の壁、試験の壁という二重の壁に阻まれてしまいましたね。

そして、合格した少数の方も日本語の難しさに苦戦していたと思います。
ニュアンスの違い、同じ言葉でも意味が違うなど、例えば「いいよ」ですよね。
日本人であっても受け取り方の違いで意味が変わってしまう失敗をするのに、外国の方と高齢者とでは尚更。
本当に苦労されていると思います。
でも、頑張っていただいて本当に感謝ですね。
日本に移住していただいて、日本の介護のために働いてくれる。感謝しかないですよね。
今後も応援していきたいと思います。

でもね、僕は当時から一貫して言っているのは、日本人が働きたくなるような業界にしていかなければ行けないってことだと思うんですよね。

リーマンショック後、不景気になり、一時的に介護業界へ就職を希望する人が増えました。
資格があれば働けて、仕事がなくなることがないみたいな幻想をいだいた人が弊社にもたくさん面接にこられましたよ。
でも、現実とのギャップに驚いて、すぐに退職する人が多かったですね。
1回きたきり連絡が取れなくなるとか(笑)
まぁ、それは置いておいて。

30代の平均年収で見ても下から数えたほうがはやい業界です。
やっぱり目指したい業界にしていかないと行けないと思うわけですよ。
お医者さんになりたい子供はいても介護職になりたい子供ってあまりいないですよね・・・

ここを改善しないことには絶対に不足するに決まっているわけです。
だって、目指したい職業じゃないわけですから。
プロ野球選手になりたい小学生と同じくらい、介護職になりたい小学生がいる。
シェフになりたいと思う中学生と同じくらい介護職になりたい中学生がいる。
そんな国にならないといけないわけです。

でも、暗い話ばかりでもないんです。
東京都が4月から導入する制度があります。

介護プロ。
響きはおいておいて。
専門職である介護職のプロってことは、なんかかっこいいですよね。
そして、きちんと報酬が支払われる。
ということは、目指す人も出てくるでしょうし、企業としても報酬が出ますから、取り組むところも多いのではないかと
思います。
弊社でも取り組めるように十分に検討する必要があると思っています。

4月から介護報酬の引き下げが発表されています。
おおむね4%の引き下げです。
従業員の給料を2%アップして報酬を2%引き下げる。
なので、事業所としては4%のダウンになるわけです。
経営にも響くような引き下げですので、色々と対策を考えないといけないとは思っていましたが、暗いニュースだけでなく、こういった東京都の取り組みは評価しなければいけないと思いますし、ありがたいお話であると思います。

やっぱり人ですから、頑張って目指した結果、介護プロになり報酬にも反映するのであれば、目指す甲斐もあると思いますしね。
国家資格の介護福祉士を取得しても、事業所によるとは思いますが、資格手当で数千円給料が上がるくらいだと思いますが、この介護プロは2万円が支給していただけるそうです。
年ではなく月です。

こういった取り組みを国も積極的に行ってもらいたいと思います。

目指したい介護職。
これを如何に構築していけるかで日本の介護の未来が決まると思います。

10年後に本当にどれだけ不足するのか。
まだまだ間に合うと思います。
日本が動くのは今しかないと思いますね。

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