学習障害(LD)を持つ中学生の勉強方法 数学は教材を使えば大丈夫?

学習障害を持った子供で数学が不得意な子供はかなり多いですよね。

「数字などは普通に読み書きできるのに、計算になるとできない…」

そういった方もいらっしゃいます。

発達障害や学習障害を持つ子供の保護者の方は、そういった子供に対してどういった勉強面のサポートをすべきなのでしょうか。

小学生や中学生高校生など年齢によってどんどんレベルが上がっていくのが数学です。

覚えなければいけない公式であったり法則がたくさんあります。

数学の勉強方法はどのようにしたら効率よく学習できるのかこちらの記事では解説を行っていきます。

もし今、お子さんが数学が苦手な場合は、是非参考にしてみていただければと思います。

教材を使った家庭学習や学習塾などに通うという具体的な方法はありますが、一番重要なのは、今のお子さんのレベルに合った方法を選択するということです。

 

数学が極端に苦手な子供が多い

学習障害を持っている子供の中には、数学だけが極端に苦手な子供が多いです。

ひらがなや漢字の読み書きができても、数字の計算が入ってくると問題を解けないか、もしくは問題を解くまでにかなりの時間をかけてしまう子が多いのです。

数学の場合は、ひらがなや漢字の他にも記号の意味を覚えなければいけなかったりしますよね。

文章と数字そして記号などが入り混じった数学は、とても理解しにくい分野である場合が多いのです。

また、小学生の時はある程度の計算はできたのにも関わらず、中学生になって数学という教科になってから苦手意識を持つようになる子供も多くいます。

これは学習障害の子供に限ったことではありません。

中学生になると一気に数学でとかなければいけない問題のレベルが上がるためです。

学校の授業だけではなく、家庭での勉強面のサポートを行わないと行けなくなることが多いようです。

 

学習障害を持つ中学生の勉強方法について

学習障害を持つ中学生の勉強方法に関しては様々な方法があります。

放課後等デイサービスを利用する

学習塾に通う

教材などを使って家庭学習を頑張る

それぞれにメリットとデメリットがありますが、いきなり学習塾などに通うよりも、教材で学校の授業を補うようなことができればベストです。

その場合は、子供が問題を解いたら保護者が答え合わせをしてあげるなどの手間は発生しますが、逆に言えば、子供の学習レベルを正確に知ることができる機会になります。

もし数学の勉強が苦手な子供である場合には、まずは簡単な教材から始めてみて、自分の子供の学習レベルがどの程度なのかということを分かってから、学習塾などの利用を検討してみましょう。

 

数学を勉強するのにおすすめの映像教材

数学を勉強するのにおすすめなのは映像教材になります。

数学の場合は、文章を読む理解する書くということ以外に計算するという能力が必要になります。

映像教材はその中でも、文章を読んだり理解するという部分の負担を和らげてくれます。

いきなり文字ばかりの教材を使って勉強を始めるよりも、まずは映像教材で勉強を進める事を検討してみましょう。

こちらではお勧めの映像教材を集めてみましたのでご紹介します。

 

映像授業Try IT(トライイット)

YouTubeを使った講義形式の映像教材になっています。

YouTube基本的には無料で視聴することが可能になります。

時間がある時に自分のペースで進めることができます。

TryIT

 

とある男が授業をしてみた

個人のユーチューバーが行っている講義形式のYouTube映像になります。

先述したトライイットと同じような形で様々な科目の勉強を行うことができます。

数学以外にも様々な科目の勉強を進めることができるので、授業で習ったことを補足的に学習するのに役立ちます。

とある男が授業をしてみた

 

eラーニング教材 すらら

インターネット通信を使った通信教育の一種になります。

いろんなイラストのアニメーションが多様されていて、理解するための工夫がふんだんに盛り込まれています。

eラーニング教材 すらら

 

教材を使うなら「くもんの基礎がため」

もし字を書くことや文章の読み書きにストレスなく取り組むことができるお子さんであれば、市販の教材を使ってみるのも有効な手段かと思います。

その場合は「くもんの基礎がため」という教材のシリーズがありますので、その中の数学の分野の教材を重点的に取り組んでみるのもありだと思います。

くもんの基礎がため

「基礎がため」というだけあって、かなり基本的な部分を強化するのに利用できます。

 

まとめ

数学自体はコツを掴んでしまえばスラスラ解けるような問題ばかりです。

問題ごとに使われている数字が違ったり、使うべき公式が違ったりするだけなので、反復してそういった原理原則を覚えてしまえば問題ないでしょう。

少しずつ幅広い分野の問題を解いて、お子さんがどういった分野が苦手なのかということを知ることができれば、その分野を重点的に学習していくのが良いかと思います。

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