放課後等デイサービスでは主に発達障害を持った児童を発達支援を目的として運営されています。
では、同じ精神障害として位置づけられている「知的障害」の児童は放課後等デイサービスに通えるのでしょうか。
「自分の子どもは放課後等デイサービスを利用出来るのか?」
「発達障害、知的障害、学習障害…色々あって混乱している」
こういった方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
発達障害と知的障害は言葉は違いますが、精神障害として並列で扱われることが多いですよね。
専門家の立場から見れば厳密的な違いがあるのかもしれません。
ただし、放課後等デイサービスを利用できるか否かという点ではそこまで厳密に考える必要はありません。
問題なく知的障害の児童でも利用することが出来ます。
児童福祉法の運用の中で規定されている条件に合致するのであれば利用出来ます。
・知的障害のお子さんの子育てをされている方
・これから放課後等デイサービスの利用を検討される方
ぜひこちらの記事を読んで概要の理解を深めて頂ければと思います。
放課後等デイサービスは知的障害の児童でも通える?
知的障害を持ったお子さんでも問題なく放課後等デイサービスを利用することが出来ます。
放課後等デイサービスは施設によって活動内容の違いがあります。
ただし、「精神障害をもった児童を支援する」という意味ではどの施設も共通しています。
つまり、大枠ではどの施設もある程度の対応を行うことが出来るということです。
放課後等デイーサービスの利用法について
放課後等デイサービスは「児童福祉法」が定める条件に合致する障がいを持った児童であれば利用することが出来ます。
利用できるのは就学している児童です。
手続き等で分からない部分があれば、
・放課後等デイサービス事業を行っている施設に直接問い合わせを行う
・各自治体の子育て支援の窓口に問い合わせを行う
という手段を取ることで、放課後等デイサービスを利用するまでの流れが分かります。
先述した通り、共通して行う療育プログラムと、施設によって変わる部分との両方がある為、正確な情報はお近くの施設に問い合わせてみることがお勧めです。
放課後等デイサービスの基本的な仕組みや利用に関しては下記の記事をご覧ください。
知的障害のある児童の療育について
放課後等デイサービスで実施される活動や療育の内容に関しては施設ごとに若干ことなります。
施設によって受け入れ体制や運営の方法が違う為です。
知的障害をもった児童についての療育もそうですが、同じ精神障害である学習障害を持った子どもについても同じ状態です。
結果として、知的障害の児童を多く受け入れている施設、学習障害の児童を多く受け入れている施設など、地域によっては偏りが出る可能性もあります。
また、あえて施設の特色として打ち出している施設もありますので事前にどんな療育プログラムが取り入れられているかを確認しましょう。
放課後等デイサービスがどんな活動を行っているのか?
どんな一日のスケジュールを組んでいるのか?
これらは下記の記事をご覧いただければと思います。
→ 放課後等デイサービスでの 一日の流れはどんなスケジュールなの?
→ 放課後等デイサービスではどんなイベントや年間行事予定があるの?
→ 放課後等デイサービスでの運動療育の効果やメニュー・内容はどんなものがある?
まとめ
放課後等デイサービスは障がい児の為の学童保育と呼ばれているだけあって、精神障害をもった児童のほとんどを受け入れることが出来るようになっています。
その体制については施設ごとに違いがある為、事前の情報収集を必要とします。
しかし、発達障がいのみならず知的障害をもった児童も受け入れ可能な為、通所を検討されている方はぜひご利用をお勧めします。
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