放課後等デイサービスでのトラブルって大丈夫?施設の選び方は?

お子さんを放課後等デイサービスに通所させるかどうかを検討されている親御さんの中には、

「施設でトラブルってないの?」

「安心して預けられるのかしら?」

こんな風に思われている方もいらっしゃいますよね。

また、既に利用されている方で利用中のトラブルに巻き込まれているという方もいらっしゃると思います。

2012年の放課後等デイサービスの制度開始以降、全国各地に施設が急増しました。

それと共に利用する方も増えています。

発達障害を持った子どもにとっては、安心・安全が確保されているべき施設ですが、少なからずトラブルはあります。

施設の利用中は、子供の施設での生活は職員の監督下にあります。

その為、施設には職員の人員配置について明確な基準が定められています。

それでも、そこに集まるのは人間ですので、トラブルが発生してしまうこともあるのです。

場合によっては弁護士を挟んでの法律的な部分に発展していることもあります。

しかしこれらの問題も、施設利用前に正しい放課後等デイサービスの選び方を知っていれば防げたかもしれません。

こちらの記事では、施設の利用に際してどんなトラブルがあるのかを解説します。

またそれを少しでも避ける為の放課後等デイサービスの選び方も説明させて頂きます。

放課後等デイサービスでのトラブルの例

放課後等デイサービスは全国に1万ヶ所以上に達し、施設の利用者も17万人を超えました。

それだけの数の施設と利用者がいれば、少なからずトラブルも発生します。

例えば下記のようなトラブルです。

 

暴力や暴言

施設内の利用者同士による暴力や暴言、もしくは職員から児童に対しての暴力などが発生したことがあります。

放課後等デイサービスを運営するには「児童発達支援管理責任者」を配置し、規定された訓練を行う必要があります。

こういった部分を怠っていたり、管理が徹底されていない施設などではこういった問題が発生しやすいようです。

 

他の児童が嫌がる行為

同じ施設に通う他の児童がいやがる行為を行ってしまうことがあるようです。

ある男子児童が女子児童の胸をさわってしまった等のトラブルなどです。

これに関しては、施設側も注意はしていても、目を離したすきに発生してしまう場合が多いようです。

児童の怪我

小学生・中学生が集まるのが放課後等デイサービスの施設です。

施設では色んな活動が行われますし、様々なイベントもあります。

その活動の中で手先を使ったり、身体を動かしたりすることもありますので、怪我をしてしまうこともあるようです。

 

トラブルを避ける為の施設の選び方

こういったトラブルだけを見ていると不安に陥りがちですが、未然にトラブルを避ける方法もあります。

望む支援体制が敷かれているか

周囲の評判はどうか

という点について気を付けて施設見学を行うだけでも不要なトラブルを避けることが出来ます。

【望む支援体制が敷かれているか】

こちらに関しては、放課後等デイサービスに対して、保護者として何を望むのかを明確にしておきましょう。

その施設のどの点に着目すれば良いのかが分かります。

利用時間

送迎があるのか、無いのか

土日祝日も利用できるのか etc

などを挙げてみてそれらに対して優先順位を付けておくと良いでしょう。

【周囲の評判はどうか】

これに関してはもし同じ地域や通っている学校に施設を利用されている親御さんがいれば、評判を聞いてみましょう。

インターネットでも調べることが出来ますが、実際に利用されている方やそれに近しい方からの感想を聞くのが一番の情報になります。

ただ近くの施設を選ぶのも利便性という意味では良いかもしれませんが、少しこういった部分に着目するだけで違った施設の選び方ができるようになります。

 

まとめ

放課後等デイサービスでのトラブルは他にも様々あります。

これから施設を利用する方にとっては心配事もあるかもしれません。

ただし、そういった悪い面ばかりではないということを理解しましょう。

発達支援の側面からすれば、確実に助けになってくれる福祉サービスであることは間違いありません。

しっかりと知識を身につけて正しい施設選びをしてみてください。

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