教育委員会で作られる「小学校1年生」のための食育の指導案とはどのようなものでしょうか ?そもそも、食育の目的とは一体どのようなものになるのでしょうか?ひとつには生きる上での基本のものであり、徳育・知育・体育の基礎となるものになります。
そして様々な経験を通して、食に関する知識を選択する力を取得するものとして、健全な食生活を実践することができる人間を育てることが基本になります。
小学校の食育指導案は何を目標として作られている?
小学校での食に関する指導目標の概要とはどのようなものでしょうか。
食事の重要性と食事の喜び楽しさを理解することや、こころと身体の成長や健康の保持増進の上で、望ましい栄養や食事のとり方を理解して自ら管理していく能力を身につけること。
食物を大事にし、生産等に関わる人々への感謝する心を育むことと、それぞれの地域の産物を認識する事となります。
小学校1年生の食育における目標とは
・好き嫌いしないで自分の体のために食べようと思うことができる
・給食ではいろいろな食品が使用されていることが分かる
・普段食べている食品の名前や形がわかる
・自分の体格に合った食べ方、適量を自分なりに考えることができる
小学校低学年でも食事に関する感謝のこころを持たせたい
・給食室で働く人たちにありがとうという気持ちを持つことができる
・食物は自然の恵みから作られていることがわかる食物を大切に扱うことができる
・お友達と協力して片付けと準備をすることができる
・仲良く楽しくお話しながら昼食を食べることができる
・お箸の持ち方や食器を並べる方法がわかる
・食に関する行事がたくさんあることを知る
毎月19日は食育の日です。
19日になったのは、初=1育=9という連想からのようです。母親たちの時代は、給食を食べきるまで、お昼休みがなくひとりでポツーンと教室にのこされていた子が、ひとりは必ず居たものですね。家庭でも積極的に食育を取り入れたいものです。お母さんが買ってきた食材を料理する前に、一緒に買い出しに行く。
どのように食品が販売されているのか?から始まり、この食材はどこからやってきたのか?という疑問も湧くと思います。子どもたちは、教えられなければお肉はもともとパックに入っていると思うでしょう。野菜や魚もしかりです。命を頂いているということを、しっかり教えることはとても大切です。
まとめ
何の気なしに見ていた食育に関する資料ですが、生きる礎となるものなのだなと、再認識させられますね。そして人間は生きているのではなく、生かされていることにも気づくきっかけとなるものでしょう。
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