食育という言葉がありますが、定義をちゃんと分かって使っている方は少ないのが実情です。 食育というのは、自らが健康になるための食生活をきちんと実行できる人間を育てるといった意味を持ちます。
子ども時代にジャンクフードばかり食べていて、それでいいのだと思っていたら将来病気や体調不良に苦しむ大人になってしまいますね。 保育所での実態調査により今の子どもたちがどういった状況であるかを調べてみました。
孤食をする子どもたち
保育所に通っている子どもたちは皆、お父さんお母さんが共働きをしているご家庭の子どもです。 工夫して一緒に食べるようにしているご家庭もあれば、どうしてもやらなくてはいけないことが沢山あり 食事の用意だけして、子どもはテレビを見ながらご飯を食べている…ということも時にはあるかもしれません。
孤食になってしまうと、コミュニケーションを取りながら食べるということがなくなり、また行儀も教える機会が失われてしまいます。耳の痛い話ですね。
保育園での給食が孤食の子どもを救う!
保育園では孤食はありえません。先生やお友達と一緒に食べることが出来ます。 うかうかしてるとデザートのリンゴが隣の子に食べられちゃったりすることもあるようです。そんなのもたのしいエピソードですね。 親が準備する食事とはちがい、親が苦手な食材を使ってくれたり、栄養士が作成した献立なので栄養満点です。
個人的なアレルギーへの配慮も最近の保育園ではしっかりとしてくれるようで、本当に助かりますね。 家では決して食べなかった食材を食べるようになったという話もよく聞きます。 また、行事ごとのお楽しみ会時の献立など、季節を感じさせてくれたりと、至れり尽くせりです。
お母さんたちは努力しています
2016年の食育の実態調査で食育を実践していることは何か?という問いに関して最も多かった回答は「いただきます・ごちそうさま」を言うようにすることでした。食に対する感謝は、せめて持つようにしたいものですね。ついで、マナーに関すること「旬」に関すること、孤食にならないようにすることなどが挙げられました。
まとめ
食育という言葉の存在を知ったのも出産後から、という方が殆どだと思います。 自分はどうあれ、子どもにはちゃんとした食生活を送らせようとしているお母さんたちが多くいることもわかりました。ただ、どうしても多忙さゆえ、ひとりで食べる場面もあるかもしれません。そんな時にも自分は何かしながらでも、子どもたちに話しかけるようにするといいですね。
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