放課後等デイサービスへの不満 、利用する児童や保護者の本音とは?

放課後等デイサービスを利用している児童や保護者には少なからず施設への不満があります。

これから放課後等デイサービスの利用を検討している保護者の方の中には、

「みんな、どんな不満を持っているの?」

「施設はどこまで対応してくれるの?」

「なんか心配になってきた。」

こんな疑問や不安を抱く方もいらっしゃると思います。

児童の療育に関わる不満。

施設の職員に対しての不満。

放課後等デイサービスを実際に利用している方の不満はそれぞれ違います。

施設を見学した時には分からなかったことが、利用し始めてから分かるのです。

発達障害を持つ児童の支援の為に制度化された放課後等デイサービスですが、その運営体制は施設によって違います。

多かれ少なかれ何かしらの懸念事項が出てくることはあります。

できるだけ不満や不安が無く子どもを施設に通わせたい

実際にどんな不満を持っているのかを知っておきたい

こういった方はぜひこちらの記事をご覧いただければと思います。

療育方針や職員の人員配置なども施設によって違います。

そうであったとしても、参考にして頂いて本当に子どもの療育にプラスになる利用方法を見つけて頂きたいと思います。

放課後等デイサービスへの不満

放課後等デイサービスへの「不満」には様々なものがあります。

不満に思っている対象もそれぞれ違います。

ここでは少なくとも施設見学などを行って、施設の基本的な支援体制や活動内容を理解しても尚でてきてしまう不満について挙げてみます。

 

療育方針が違う

保護者が思っている子どもの成長に必要な療育や支援。

施設が行っている療育プログラム。

この両者の方針の違いが出ると、利用している児童や保護者には不満が出ることが多いです。

施設側では「本人がやりたがらないことを無理にさせない方針」というのを掲げていて、

利用者側は「できれば自立出来るように指導して欲しい」というような違いがある場合もあります。

 

担当職員が次々に変わる

子どもをいつも見てくれている職員の人員配置が変わる頻度が高い施設があります。

放課後等デイサービスは全国に1万ヶ所以上の施設があります。

職員の採用については、施設間での競争があり人材確保が困難な状態であるという側面もあります。

つまり、この放課後等デイサービスの業界での人材の流動が激しいということです。

個別療育、集団療育などの活動内容は施設ごとに違います。

しかし、違いがあるにしても保護者の方からすれば、できるだけ同じ職員の方に子どもを見てもらいたいという希望がありますよね。

その方が子どもの成長や様子を把握しやすいです。

もし担当職員が変更になってしまった場合は、また最初から関係構築をしていかなければならないということになります。

 

施設運営が全体的にずさん

運営方法がずさんな施設が少なからずあります。

それは先ほど挙げた職員の手が足りていないということとも繋がります。

放課後等デイサービスでは基本的な運営方法や基準が規定されています。

しかし、中にはその基準通りに児童の支援を出来ないケースがあるようです。

例えば、施設側は発達障害を持った児童一人一人に合わせた支援計画というものをつくらなければなりません。

それが作成されず、保護者の手元に渡されないまま施設の利用が始まってしまったりするのです。

 

施設見学だけでは分からない

 

上記で挙げた利用している児童や保護者の不満になるような原因は施設見学だけでは分からないことが多いです。

こういった不満のほとんどは、放課後等デイサービスを継続して利用し始めて初めて分かることだからです。

もし仮に施設側が見学時にかなり丁寧な説明を行ったとしても、短時間で全てのことを説明できるわけではありません。

保護者側も全ての情報を見学した際に理解出来るわけではないのです。

では、どのようにしてこれらの不満を解消・解決することが出来るのでしょうか。

 

不満を解消する手段

放課後等デイサービスでの不満は必ず施設側に伝えるようにしましょう。

いくら施設によって運営体制が違うといっても、利用者側にも要望はあるはずです。

施設側もそういった不満が顕在化しないと対応できないことが多いです。

利用者の視点でその施設運営を見たときに、

・施設側が既に把握している問題

・まだ把握できていない問題

の2つがあると思います。

特に後者に関しては利用者からの生の声を伝えてあげることで解消されるかもしれません。

 

放課後等デイサービスはどうやって選べば良いの?

放課後等デイサービスの利用を初めて検討される方は、そもそもどんな基準で施設を選べば良いのか分かりませんよね。

・利用できる時間はどんな時間帯なのか

・送迎はあるのか

・土日祝日なども利用出来るのか

こういった点はもちろん、利用し始めてからのトラブルを避ける為には様々な視点で施設を選ぶ必要があります。

放課後等デイサービスの選び方に関しては下記の記事も合わせてご覧頂ければと思います。

放課後等デイサービスでのトラブルって大丈夫?施設の選び方は?

 

まとめ

放課後等デイサービスへの不満に関しては、こちらの記事で挙げたもの以外にもあります。

しかし、そういったネガティブな部分にだけ焦点をあてるのではなく、放課後等デイサービスを利用した場合にどんなことが得られるのかも考えたいですね。

関連記事

  1. 草加市の放課後等デイサービスに児童発達支援どこを選べばいいの…

  2. 放課後等デイサービスは一人ひとりに合わせた個別療育は可能?

  3. 放課後等デイサービスの施設の利用方法や手続きの流れについて

  4. 放課後等デイサービスとはどんな所?利用料や対象者、福祉サービ…

  5. 放課後等デイサービスでのトラブルって大丈夫?施設の選び方は?…

  6. 9月まつりかそうかだより

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Recent Posts