放課後等デイサービスは午前中は利用できる?職員は勤務してるの?

放課後等デイサービスは午前中でも利用できるのでしょうか。

例えば、あまり上手く学校に馴染めない子どもなどは午前中から施設に通うことが出来れば、保護者の負担も減りますよね。

「午前中でも預かってくれたら助かる!」

「日中に預けられる場所ってないの?」

そんな風に考えられている保護者の方も多いと思います。

発達障害や学習障害を持った子どもの放課後等デイサービスの午前中の利用可否に関しては施設によって異なります。

午前中でも受け入れ体制が整えられる施設

営業時間が午前からの施設

などは問題なく利用できますが、一般的には「放課後の時間帯」から利用できる施設の方が多いのが現状です。

発達支援を行っている施設の求人情報などを見ると、職員の方の勤務時間が午前中からになっている場合がありますよね。

これが日中の間に個別支援計画の作成を行っていたり、下校時間から通う子どもたちを受け入れる為の準備の時間に充てているのです。

放課後等デイサービスは午前中は利用について

放課後等デイサービスの午前中に利用出来るかどうかは施設によってことなります。

多くの施設は子どもが学校の時間を終えて下校する時間からの利用に限定している場合が多いようです。

ただし、午前中に子どもを預けたいというケースもありますよね。

発達障害を持っているということで学校に上手く馴染めなかったり、学校での支援体制が不足している場合には、児童が学校を嫌がる場合もあります。

そういったニーズに対応している施設も少なからずあるようです。

また、自治体の相談窓口に相談することで午前中の対応をどうするかを相談に乗ってくれることもあります。

もし午前中の子どもを預ける場所にお困りのようであれば子育て支援を行っている各自治体の窓口に相談してみましょう。

 

休日や夏休みは午前中の利用が出来る

学校が休業になる土曜日・日曜日・夏休みなどの長期休暇などは午前中から利用出来ます。

学校が休業日の場合には必然的に放課後等デイサービスで過ごす時間は平日よりも長くなります。

放課後等デイサービスでの一日の流れに関しては下記の記事でも紹介しています。

合わせてご覧いただければと思います。

放課後等デイサービスの1日のスケジュール(流れ)、平日利用・休日利用についてご紹介

また、学校の登校美以外の放課後等デイサービスの利用に関しても別の記事でまとめております。

放課後等デイサービスの登校日以外の長期休暇中の利用について

 

勤務している職員の方の午前中の仕事

放課後等デイサービスの職員の方は午前中に色んな準備を行っています。

施設に勤務している職員の方の人数にもよりますが、下校時間から複数の子どもを受け入れる為に諸々の準備を行っているのです。

また、放課後等デイサービスの多くは民間の企業が運営しています。

その企業の他の事業のお仕事がある場合にはその仕事に従事している可能性もあります。

職員は勤務しているが午前中は子どもの支援活動を行っていない

という状況が多いかと思います。

求人情報などで勤務時間が午前中からであるのに、子どもを預けらない事態というのはこういった背景があるのです。

 

まとめ

午前中でも放課後等デイサービスを利用できるかどうかは施設によって対応が異なります。

また、これは施設運営側から見ても、午前中の扱いに関しては賛否両論あるようです。

施設を運営しているのは全体の65%ほどが午前中から開所しているにも関わらず、それが行政からは十分に評価されていないようなのです。

障害のある子どもの放課後保障全国連絡会(全国放課後連)

そういった背景もあり午前中の利用についてはなかなか踏み切れない施設があるようです。

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