放課後等デイサービスではどんな遊びをするの?遊びを通して学べる集団活動

放課後等デイサービスでは様々な活動があります。

発達に障害のある児童でも療育の観点から見て発達支援に繋がるような遊びも取り入れられています。

室内で活動する遊びや外で行う遊びなど、施設によって色んな工夫がされています。

こちらの記事では放課後等デイサービスでの遊びやレクについて、その活動内容をまとめていきます。

これからサービスの利用を検討されている方はぜひ参考にされてみてくださいね!

放課後等デイサービスではどんな遊びをするの?

放課後等デイサービスではお子様に合わせた楽しい遊びの中で色々な事を学んでいきます。

「遊び」にはお子様の発達にとって重要な要素が沢山盛り込まれています。

遊びを通しての多くの経験が成長していくための力をつけていくのです。

発達障害のお子様にとっては適切なトレーニングを取り入れた遊びなどの支援を行うことで、社会性などを身に着けることができるのです。

例えば、園遊びや室内遊び、遊びながら知育訓練・感覚遊び・音楽遊び・身体遊び・ごっこ遊びなどもします。

遊び道具も充実している所が多く、「おままごと」ではおもちゃの包丁で野菜を切るなどの練習をしますがこれは筆圧を鍛えるのにも効果があります。

その中でも「外遊び」は五感を刺激するものが沢山ありますよね。

私達が何気なく過ごしている日常の中で感じるもの、外で体を動かす事が障害を持つお子様にとっては脳の刺激に大きな影響を及ぼします。

そういった刺激を常に与えることで、感情表現も豊かになり、社会性なども身につくのです。

 

放課後等デイサービスの室内遊び

放課後等デイサービスでは「室内遊び」も充実しています。

「リトミック」「積み木」「ねんど制作」「テント遊び」「段ボール遊び」「トランプ」「ブロック」など沢山あります。

そして、今人気なのが、KID-O-KIDO(キドキド)で有名なボーネルンドさんプロデュースした放課後等デイサービスです。

このデイサービスでは「サイバーホイール」という透明な輪っかの遊具やクライミングウォールもあるのです。

回転運動が出来るので、全身の筋肉を鍛えることができ、バランス感覚も養われますし、全身の血行が良くなり、脳の働きが活発になるのです。

広い空間で、親子で遊べるのでお子様たちも伸び伸びと遊ぶことができるのです。

それから、「ミュージックパット」を使った遊びを行う施設もあります。

ミュージックパットの上を片足立ちしながら進みます。

この片足立ちをすることでバランス感覚を養う事ができるのです。

また、「リズム体操」は音楽に合わせて、先生のマネをしながらお友達と一緒に楽しく体を動かします。

このように室内遊びも充実している放課後等デイサービスは、雨の日も子供達がストレスにならず、保護者の方達の助けになるのです。

 

遊びを通して学べる集団活動

放課後等デイサービスでは一人遊びと集団遊びを行っています。

集団活動はとても大切で、発達障害のお子様など障害のあるお子様は、集団行動が苦手とされています。

お友達とのケンカも多いのですが、性格だけの問題ではないため、協調性や積極性は集団活動の中で身に着けていくのです。

集団活動によるプログラムと言えばリトミック・音楽・カードゲーム・ダンス・お菓子作り・創作活動、それからお出掛けなどを行っています。

お絵かき活動では、公園では落ち葉や砂などを使い、自由な発想づで伸び伸びと活動を楽しむ事ができます。

「すごろくゲーム」などのゲームでは、簡単なルールを理解して学びます。

ゲームをする為に大切なのは、遊びの設定を簡単なものにし、集団で遊ぶ際のルール、そして順番を理解できるようにします。

リトミックでは、お友達と手を繋ぎ、歌ったり、体を動かして運動機能の向上を図るのです。

ですから、集団活動で育まれる社会性やコミュニケーション能力を伸ばす為に集団活動は必要な事と考えられます。

 

放課後等デイサービスでのその他のレクは?

放課後等デイサービスでの「レクリエーション」は多種多様です。

室内レクリエーションでは、カラオケ・椅子取りゲーム・風船バレー・ハンカチ落とし・玉入れゲームなど沢山あります。

カラオケでは、お子様たちがそれぞれお気に入りの歌を楽しく歌います。

それから、集団レクリエーションで「借り物競争」をしている施設もあります。

チームを作り、チームの子と楽しく捜索しながらお題となったものを見つけてきます。

終わった後は、それぞれが持ってきたものをきちんと元に戻して終了するのです。

それから「玉入れ」は簡単で楽しいのく、盛り上がるレクの一つです。

こちらもチームに分かれて、どのリームが一番多く入れられるか競争します。

分かりやすいルールで、子供達の満足感も得られるのです。

レクリエーションを行う上で大切なのは、簡単で楽しく、ルールを守ることの大切さ、を学ぶことかと思います。

施設の方が障害のあるお子様が楽しんで学べるレクリエーションを考え、準備してくれています。

そんなレクリエーションもまた障害のあるお子様にとって、成長の手助けとなっているのでしょう。

 

まとめ

 

放課後等デイサービスでは障害のある児童でも無理なく、安全に楽しめるような工夫がされています。

もしこれからの利用を検討されているようであれば、お住まいの自治体の近くの施設がどんな活動をされているのかを聞いてみるのも良いかと思いますよ!

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