放課後等デイサービスでは入浴サービスを提供している施設もあります。
安全に入浴できる設備や環境を用意できる施設のみに限られる為、提供している施設はそれほど多くはありません。
また、通常の放課後等デイサービスの役割から考えれば必須のサービスではありません。
発達障害を持つ子供の視点から見てもそれほど重要な点ではないかもしれません。
しかし、療育上は入浴を行うことで生まれるメリットもあります。
・職員とのコミュニケーションが増える
・リラックス効果がある
などの通常の活動に加えて、精神疾患を持つ児童に対しては良いサービスかと思います。
もし入浴サービスの提供を希望する場合には必ず施設への問い合わせを行いましょう。
放課後等デイサービスでの入浴について
放課後等デイサービスでの入浴サービスはどの施設でも行っているわけではありません。
しかし、療育上は下記のような効果があり、中には安全を確保した上で提供している施設もあります。
・児童の身体を清潔に保つ
・血行や新陳代謝を促進することでリラックス効果をもたらす
・身体の健康チェックを定期的に行う
・職員とのコミュニケーションが増えて信頼関係が構築される
などの相乗効果をもたらすことが出来るのです。
入浴サービスを提供している場合の多くは専用のリフト機能がついたバスタブなどを利用することが多いようです。
(安全ベルトなどを備え付けているバスタブです。)
入浴サービスを提供している施設について
印象としては、その施設の運営母体が高齢者介護などのサービスも別の施設で行っている場合に入浴サービスを提供していることがあるようです。
もしくは訪問介護サービスなどを展開している法人が運営している施設なども見受けられます。
入浴サービスは職員と専用のバスタブがあれば提供できるものではありません。
しっかりと安全を確保した上で入浴を進める必要があるからです。
それを考えた場合、職員による対応が通常の放課後等デイサービスでの支援の内容とは異なる為、職員のスキルも必要になるのかもしれないですね。
もし入浴サービスを希望する場合は、どんな経験を持った職員の方がどういった形でサービス提供を行うのかを事前に確認するようにしましょう。
入浴サービスを受ける場合の料金
入浴サービスを受ける場合は、別途利用した回数に応じて料金が発生する形になります。
その入浴サービスの内容は施設ごとによって違う為、1回あたりの入浴料金も変わります。
サービス提供している施設を見てみると、1回100円~500円程度の料金で利用することが出来ます。
また、毎日入浴サービスを行っているわけではなく、週に3回などの回数と曜日を決めて提供されています。
入浴サービスを利用する際の注意点
もし利用者の希望があれば特別に大きな理由などが無ければ利用できるサービスです。
ただし、利用する場合には必ず次に挙げる点を事前に確認しておきましょう。
・1回の入浴サービスの料金
・週に何回程度の頻度で提供されるのか
・安全性は確保されているのか
これらの点については必ず確認をした上で利用するようにしましょう。
まとめ
放課後等デイサービスでの入浴サービスについての解説を行いました。
お住まいの地域の施設の中でも提供している施設は限られるかもしれません。
しかし、発達支援の活動の中でも先述したような効果が得られるものになります。
積極的に利用されるのも良いかもしれませんね。
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