放課後等デイサービスは中学生でも利用することが出来ます。
施設によって療育プログラムや支援の内容に若干の差がありますが、小学生・中学生・高校生まで利用することが出来るのが放課後等デイサービスです。
いま放課後等デイサービスの利用を検討している方の中には、
「中学生向けにはどんな指導をしてもらえるの?」
「学習支援もあるの?」
というように、中学生が利用した場合の活動内容について気になる方もいらっしゃると思います。
こちらの記事では、どんな活動内容でどんな支援が行われているのかをご紹介します。
小学生のときよりも、身体を動かすことが出来るようになり、自立した生活に近づく時期にどんな療育が行われるのか。
その点を解説していきますので是非参考にして頂ければと思います。
放課後等デイサービスは中学生でも利用できる
放課後等デイサービスは小学生のみならず、中学生も利用することが出来ます。
保護者の方と利用者本人が継続して施設の利用を希望する場合は、高校卒業のタイミングまで利用可能です。
ただし、もし現時点で高校卒業までの利用を検討されているのであれば、なるべく早い段階で高校卒業後を見越した動きを想定しておいた方が宜しいかと思います。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
施設での活動を通してのサポート
放課後等デイーサービスでの活動を通して受けられるサポートは様々あります。
特に、中学生という身体的にも精神的にも成長が著しい時期の周囲のサポートというのはどんなものがあるのか気になります。
放課後等デイサービスを利用することでどんな事が出来るようになるのかを簡単にご紹介します。
友達を増やすことが出来る
中学・高校と年齢を重ねていった時に喜びや悲しみを共有できる友人がいることは非常に重要なことです。
放課後等デイサービスを利用することで、同じ環境・立場にいる仲間を友達を増やすことが出来ます。
笑顔が増える
放課後等デイサービスでは個別療育、集団療育を通して身の周りで出来ることを増やしていくことが出来ます。
またそれを自分自身でも実感することで感情を表に出して笑顔が増えるようになります。
積極的に言葉を発することが出来る
それまでは人前で話をしたり、他人に自分の思いを伝えることが難しかった子どもが積極的に発言できるようになります。
集団生活の中で自分と他人の間の距離感や感情のズレを理解できるようになるからです。
助けを求められるようになる
障がい者にとって、困った時に自分から助けを求めることは非常に重要です。
集団行動を通して、自分から周囲の人に助けてもらいたいという意思表示をすることが出来るようになります。
中学生の学習支援について
一般的に、小学生から中学生にあがった段階で勉強のレベルが上がります。
障がい児にとっても学力の向上を目指す時期になりますが、放課後等デイサービスでは学習指導などはあるのでしょうか。
この点については施設の運営体制によっても違ってくるようです。
職員が多く配置されているような施設であれば、より柔軟な対応が可能です。
また、職員の人数がそれほど多くなくても、運営時期が長ければそれだけ蓄積している指導方法も多いということになります。
中学生の学習指導に関しては通所を検討している施設に直接問い合わせを行うのがベストです。
また、元々学習指導をメインとして運営されている放課後等デイサービスの事業所もあります。
この辺は事前の情報収集が必要になります。
まとめ
放課後等デイサービスを中学生が利用する場合の内容を紹介しました。
長い方であれば同じ施設に高校生までお世話になることになります。
事前に問い合わせを行うなどして情報を集めるようにしましょう。
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