放課後等デイサービスで高校生向けのサービスはある?利用例やスケジュールをご紹介

放課後等デイサービスを活用している親御さんや、これから放課後等デイサービスの活用を考えている親御さんが気になる事として

「いつまでそのサービスを継続利用できるのか?」

という事があると思います。

そこで、今回は高校生を対象とした放課後等デイサービスがあるのかどうかをご紹介していきます!

すでに放課後等デイサービスを活用されている方や、現在、検討されている方などは参考にしてください。

 

放課後等デイサービスは高校生も利用できる?

まずは、放課後等デイサービスは高校生も利用できるのか?という事ですが、ズバリ『高校生も利用できます!』というのが答えになります。

どうしても児童(小学生)が活用するイメージが強いですが、高校生には高校生専用のサービスを用意してくれている事業所があります。

今まで活用していた事業所が高校生向けにサービスを展開しているかどうかは調べないといけませんが、高校生向けの放課後等デイサービスは存在しているので、お住まいの地域で活用できるサービスがあるか調べてみる価値はありそうです!

 

高校生が放課後等デイサービスを利用する意義

「放課後等デイサービスって小学生が主に使うんでしょ?」という声も聞かれてきそうですが、高校生に向けられた放課後等デイサービスには、高校生の年代だからこそ利用する意義があります。

義務教育も終わり、将来に向けて少しでも自立していく事が求められる年代のため、高校生向けの放課後等デイサービスは児童向けの放課後等デイサービスとは一風変わったサービスを展開しています。

仕事に繋がるスキルを身につける

大人になってまず求められる能力として『就労できるのか?』という点があります。

もちろん親御さんがサポートできるのであれば、それでも構いませんが、いずれ親御さんも高齢になりサポートが難しくなります。

その時を見据えて、放課後等デイサービスでは仕事に繋がるスキルを身に付けるサービスを展開しています。

具体的にどんなサービスを展開しているのかは事業所毎に違いますが、パソコンスキルや英会話、カメラマン講習など、一般的なモノから個性的なモノまで様々です。

今後需要が増えていくであろう、パソコンスキルなどは就労していく上で欠かせなさそうですね。

また、就労移行支援事業所と連携を取っている放課後等デイサービスもあるので、高校卒業後の進路も考えながらスキルを伸ばす事も可能です。

 

コミュニケーション力をつける

社会に出てから必要なスキルは仕事に関するモノだけではありません。

会社で仕事をしていく上で、人と人との関わりは避けることができないため、コミュニケーション力の強化は必須になってきます。

放課後等デイサービスを利用している高校生同士での関わりや、施設職員やボランティアとの関わりの中で、コミュニケーション能力を伸ばすこともできます。

さらに、社会能力適応力向上を目指す専用のプログラム(グループワークなど)を用意している事業所もあるので、お子さんの能力を把握し、足りないと思われるスキルを伸ばせる事業所を見つけてくださいね!

 

勉強などは教えてもらえるの?

高校生向けの放課後等デイサービスの話になると、どうしても将来の就労を見据えたサービスが多くなってしまいますが、勉強を教えてくれるサービスもあります。

中には、学校の教科書についていくことが難しいお子さんもいらっしゃると思います。

そのような時は事業所が作ってくれたオリジナル教材などを活用し、社会に出てからも使う国語・算数・英語などを学ぶことが可能です。

基礎学力はあって損はしないので、事業所が高校生向けの学習支援プログラムを採用しているのであれば、積極的に活用してもいいですね。

 

利用した場合のスケジュールの例

では実際、高校生向けの放課後等デイサービスを利用した場合のスケジュール例を見ていきましょう。

※様々な事業所の一般的なスケジュールを集計した表になるので、全く同じサービスはありませんが、スケジュール感は把握できると思います。

◆放課後活動の流れ(学校終了後にサービスを利用する場合)

学校終了後 学校、もしくは自宅へお迎え(保護者が送る場合も)
13:30~15:30 宿題や自由遊び
15:30~16:00 集会・出席確認・おやつ
16:00~17:00 各種プログラムの実施
17:00~17:30 自由遊びや本の読み聞かせなどクールダウン
17:30~ 自宅への送迎

 

◆休日活動の流れ(学校がお休みで朝からサービスを利用する場合)

9:30~10:00 ご自宅や駅までお迎え(保護者が送る場合も)
10:00~10:20 集会・出席確認
10:20~12:00 各種プログラムの実施
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 各種プログラムの実施(午前の続きor新しいモノ)
15:00~15:30 集会・自宅への送迎

 

上記のスケジュールは例ですので、全く同じサービスは無いと思いますが、これらが一般的な高校生向けの放課後等デイサービスのスケジュールになります。

 

まとめ

高校生向けの放課後等デイサービスについてまとめてきました。

通っている学校では進路指導などの授業もあり、将来を考える時期にさしかかってきていると思います。

放課後等デイサービスでも将来を見据えたプログラムは用意されているので、お子さんと話し合ったり、親御さんが必要と思われるスキルなどを伸ばすようにしていきたいですね。

少しでも自立できるように様々なサービスが提供されているので、悩むかもしれませんが吟味していきましょう。

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