放課後等デイサービスでは一人一人の子どもに合わせた療育が行われています。
勤務している職員の人数や適正によっても変わります。
しかし、いずれの施設も発達障害や学習障害を持った児童を支援するという意味では変わりありません。
「放課後等デイサービスはどんな活動をしているの?」
「活動内容を詳しく知りたい!」
こういった方も多いかと思います。
施設では児童にあった療育方針を計画し、それに沿って活動していきます。
個別の活動を重視する点が多い児童もいますし、集団生活を通して発達支援を行う児童もいるわけです。
そういった違いはあるものの、ある程度の生活の仕方や活動は共通するところがあります。
こちらの記事では放課後等デイサービスの活動内容やカリキュラム(支援計画)の決め方などについて解説を行います。
放課後等デイサービスの活動内容
放課後等デイサービスでは主に発達障害や学習障害を持つ子どもが一緒に過ごすことになります。
それぞれが持つ障害の状態は違います。
ですので、誰でも同じ活動内容ということはありませんが、ある程度は集団生活になりますので共通した活動を行います。
・積み木
・型はめ
・ねんど遊び
・鉛筆削り
・ひも通し
などの指先を動かす能力を高めるものや、
・文字の読み書き
・カルタ遊び
・折り紙
・知育玩具
といった頭を使って考えるような遊びも行います。
他にも、特色のある療育プログラムに取り組む施設もあります。
こちらに関しては下記の記事を合わせてお読みください。
放課後等デイサービスの一日の流れ
放課後等デイサービスは一日の流れがある程度決められています。
もちろん、個別の療育プログラムに取り組む時間もありますが集団生活を通しての療育もありますので、流れが決まっているのです。
一日の活動は平日と学校がお休みの日では違いがあります。
活動する時間そのものが違うからです。
下記の記事では放課後等デイサービスの一日の流れの例を紹介しています。
活動内容の決め方
放課後等デイサービスで子どもがどんな活動を行っていくのかは施設の利用を始める際に決定されます。
施設の職員による児童の現在の状況のヒアリングを行い、支援の為の計画書を作成します。
何が出来て何が出来ないのかを最初に把握して、支援を行っていく形になります。
個別療育と集団療育
放課後等デイサービスの多くは個別で取り組む個別療育の側面と集団生活の中でルールや社会性を養う集団療育の側面があります。
この比重については施設の運営方針であったり、個別で計画されている支援計画によっても違います。
しかしながら、施設に通う他の児童との生活の中で基礎的な生活能力を養うという役割も担っていることになります。
まとめ
放課後等デイサービスの活動内容を解説させて頂きました。
児童の障害の状況や施設によっての違いはあるものの方向性はどの施設も一緒です。
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